YUKIYOGA yukikoです。
昨年度から7か月をかけて受講してきた5級までの検定レッスン。
ついに先日、乗馬の5級検定を受けてきました。
結果は合格〜!!(祝)無事に筆記と実技共に合格しました。
それもとっても嬉しかったことんですが
その時に、乗馬クラブの紳士な代表がお話ししてくださった言葉にものすごくグッとくるものがあったので皆さんにもシェアさせていただきます。
「なぜサラブレットが少ないの?」って尋ねれるんだけど。。。
その乗馬クラブのオーナーさんは、こう言っていました。
たまに、他の乗馬クラブで練習してる人や他県から来た上級者の人たちから
「この乗馬クラブはサラブレットが少ないですね」って言われたりするんだよねと。。
サラブレットとは競走馬用として育てられた品種のこと。
なんとなく、私もサラブレットってやっぱり「カッコいい!」「一流」ってイメージがありました。
でも、オーナーの言葉を聞いて「なるほど・・・」って思ったんです。
「サラブレットはね、最初から勝つために、一流の調教師に調教され、一流の騎士が乗ってコントロールするから勝つために走る馬になるんです。でも、うちの馬は違います。小さな子供から高齢者まで、誰もが安心して乗れる馬を育てているんです。だからこそ、どんな人だって乗れて外場もできるんです。その経験でどんな変化にも動じない馬になるんです。」
さらに、こう続けました。
「サラブレットは早く走ることには長けているけど、刺激にとても弱い。一流の騎士が乗らないとコントロールが難しくて危険なんです。でも、うちはたくさんの人に馬に乗ってほしいし、癒されてほしい。馬って可愛いなって感じてほしい。」
確かに。。。
私も、全くの乗馬ど素人でした。
でも、最初に友達と乗ってみたい!と遊びに行った時からお馬さんに安心して乗れましたし、なんせインストラクターさんが本当に優しくて、お馬さんの事が大好きなのがわかるんです。
その後、こんな初心者の私が自分でお馬さんに指示を出し、お馬さんと仲良くなり動かせるようになったのですから、やっぱりこのお馬さん達ったらすごい!!
「ヨガスタジオに置き換えるなら」
私のスタジオでも、似たような考え方を大切にしています。
たとえば、私たちのヨガスタジオは「すごいポーズを取れること」を目指しているわけではありません。
もちろん、アクロバティックなポーズや高度なスキルを追求するヨガも素晴らしいですし、そのような流派のヨガを私自身は好んで練習の糧にしています。
ですが、あくまでも私たちが目指しているスタジオは
「誰もが安心して通える場所、居場所である温かいスタジオ」
- 体力に自信がない方
- 運動習慣がない方
- 身体が硬いことを気にされている方など年齢やライフステージに関係なく、誰もが自分のペースでヨガを楽しめるような環境を作ること。それが私たちの使命だと思っています。
「動じない心と体を育てる」
乗馬クラブの馬たちが、どんな変化にも動じない強さを身につけるように、私たちのヨガスタジオでも、ヨガを通じて心と体を整え、変化に柔軟に対応できる力を養いたいと思っています。
ヨガは、ただ体を動かすだけではありません。
日常の中でストレスを感じたり、不安を抱えたりしたときに、自分の心を落ち着けたり、前向きな気持ちを取り戻すためのツールでもあります。
これこそ、ヨガが持つ本当の力だと信じています。
「たくさんの人に届けたい想い」
「ヨガが特別な人だけのもの」ではなく、
もっと多くの人にヨガの素晴らしさを知ってほしい。
最初はど素人な私がお馬さんに乗って全身変な筋肉痛になったように(笑)
ヨガを始めた頃、最初はそうかもしれません。
力は入るし、呼吸はわからないし。。。
だけど、肩の力を抜いて、「ヨガってこんなに気持ちいいんだ」「自分にもできるんだ」と
感じてもらいたい。
そして「身体を動かす習慣があるといいよね」「どんな自分もOKだよね」って思ってもらえたら最高です。
全ての経験には意味がある
まさか、自分がお馬さんに乗るなんて・・・検定を受けるなんて・・・
考えたこともなかったのですが、昨年の出会いから、チャレンジして本当に良かったなと思います。
なぜなら「経験」に「失敗」はないから。
最初は思いました。乗馬を定期的にしたいけど、遠方だから出来ない。忙しいから出来ないって。
でもそんな言い訳を捨てて、自分の時間を作る!!と決めて
半年間チャレンジできた経験がこんなにも素晴らしく私にたくさんの「気づき」と共に
私は「どんな人に、ヨガを何を届けたいのか」を今一度、気づかせてくれました。
素晴らしい恩恵をいただいたのですからこの「経験」をもっと生徒さんへの指導に活かしていきたいと思っています。
このブログを読んでくださった方が、少しでも「ヨガを楽しみ、もっと深めたいな」と思ってくれたり、
「そろそろヨガを始めてみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
スタジオで一緒にヨガを楽しめる日を心待ちにしています! yukiko