こんにちは。maikoです。自己紹介はこちらから
月に1度の精神科の受診
今の病院に通院し始めてから1年半ほどになるが、もう半年くらい次男は連れて行っていない。
私一人で病院へ行き、受付で「本人は連れてきていません」と告げて、待合室のソファに座る。
基本的に次男は病院が苦手だ。病院が大好きな子どもがそもそも少ないかもしれないが・・・
特にこの児童精神科がスムーズにいかないのである。
病院が苦手な理由
待合室に知らない人がたくさんいる(はじめは抵抗しつつ耐えてる)
どのくらい待たないといけないのか見通しが立たない待ち時間(帰りたいという意味の奇声をあげ始める)
診察室で自分の近況や困りごとを話されているのが嫌い(診察室から出ようとする)
極め付きは、薬局での薬の待ち時間(「もう少しだから待って!」傍から見ると親子で相撲のがっぷり四つの状態・・・)。
事前に、次男がこれからの予定の見通しが立つように
病院の写真やいつも飲んでいるお薬の袋を見せて「ここに行くよ」と話してから行くのだが、
私にも診察までの待ち時間は(予約を取っていても)病院に着いてからでないと予測がつかないし、
診察自体が本人にとって苦痛なのだから、いくら心構えをさせて行っても落ち着いて受診できる事はなかった。
帰りの車では次男は病院から解放されスッキリ顔だが、私はグッタリ顔で運転する。
主治医からの言葉
ある日の診察時、主治医の先生から
「無理して次男君を毎回連れてこなくても大丈夫ですよ、時々顔を見せてくれればいいので」と言ってもらった。
そこから、その言葉に甘えて私一人での受診が続いているというわけだ(つまり次男を連れてくのがおっくうになっている)。
診察中はほぼ私が主治医の先生にひたすらしゃべっている。支援学校での次男の様子。
そして学校から帰宅してからの家での様子。休日の様子。
行動面、情緒面など親からみた次男を感じているままに話し、親としての気持ちも併せて話す。
「なんでこんなにかんしゃく起こすんだろう、とため息が出ます」
「学校の先生はこう言われるんですが私はこうだと思う、でも言えないんですよね」など、ほぼ愚痴に近い感じである。
先生は、基本的に「うん、うん。そうですね」とうなずいて聞いている。
時々、「お母さん良くそこに気づかれていますね」と私に優しい言葉をかけてくれる。
私のとっての唯一のカウンセリング
「えへへ、そうですか」なんて照れながら更に話を続けていると、途中でハッとする瞬間がある。
(そうか、私こんな風に考えてもやもやしてたんだ)
(先生が言われるように、私ちゃんと次男の事、観察できてるじゃん)
特に先生から、こうしたら?などアドバイスはもらっていない。
だが、病院からの帰り道、
「今度からこうしてみよう。このままでいいんだ」と前向きな私がいたりする。
患者本人のいない診察が続き「ちゃんと連れて行きなさいよ」とお叱りを受けそうだが、
月に一度のこのスタイルの診察は、わたしにとって唯一のカウンセリングとして成立しているようだ。
私たちの取り組み
YUKIYOGAは、発達障害児を持つお母さん、不登校児を持つお母さんが
何か一つ心の鎖を解くためのサポート、また、障害のあるなしに関わらず
お互いの理解を深められる社会を作ろう!という取り組みを行っています。
お茶会、朝活ヨガ(毎週火曜日6:00~インスタライブにて配信)、スタジオでのレッスン
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