こんにちは。maikoです。自己紹介はこちらから

同じような人っているのかな?
子どもに発達障害があると分かってから、ずっと読んでいるブログが2~3つある。
いずれも、発達障害児のお母さんがやっているもの。
子どもとの苦悩の日々や、色んな発見、成長の喜び、自身の気持ちなどがそれぞれに思いのまま綴られている。
特に、わたしの子どもと同じ年齢で
同じく自閉症で重度の知的障害の子を持つお母さん(Tさん)のブログには、
「うん、うん、わかるわぁ」と大きく首を縦に振り、時には涙ぐみながら読む。
どこにお住まいかもわからないTさんの隣に行って、
「わかるよ、頑張ってるね、よくやってるよ、えらいよ」って、抱きしめてあげたい!と思うほどである。
私だけじゃないんだ
ブログでなくとも、発達障害を持つお母さんと話す機会は時々ある。
発達障害児の親あるある=行事の度に子どもとブルーになる、
怒ってしまった後の罪悪感がハンパない。など、だいたい共通してる悩みには「わかるわかるー!」と同意する。
数少ない、ホッとする瞬間。わたしだけじゃ、ないんだ・・・と。
だが、子どもの特性の違いや知的障害の有無、年齢、家庭環境によって、悩みは個別的になってくる。
聴いていて、受け止めるには重くてこちらまで辛くなったり、
なのに、焦って変なアドバイスをしてしまい、後で「余計なお世話だったかも・・・」と後悔する事がある。
逆にこちらが悩みを話していて、「それはこうなんじゃない?」と、言われるが、
あまりしっくりこなくてモヤモヤしてしまう事もある。
悩みの大きさや内容はみんなそれぞれ
発達障害の子を持つ母親、と一言でいえば皆そうなのだが、抱える悩みは本当にその人それぞれ。
話しても分かってもらえるか不安だなあ・・・話したいけど向こうは向こうでてんてこまいだろうから、
話すと迷惑だろうなあ・・・なんて思って、誰にも言えず一人抱え込む。
健常児のお母さんには、返事に困らせたくないから余計言えない。
発達障害児の母親が孤独を感じやすいのはここからきてるような気がする。
そもそも、もう悩みを話すパワーも残ってない(>_<)って事もあるが・・・
自分だけの旅だけど、ひとりじゃない旅
先のブログでTさんがこういう言葉を記事に挙げていた。好きな漫画のセリフらしい。
『私たちはみんな旅の道連れだけど、見るものも感じるものもそれぞれの成長も違う、自分だけの旅をしている。
仲間でも一緒に住む家族でも恋人でもそれは同じ。助け合えるけど、けして同じ旅はできない』
Tさんはこの言葉で、
「(他のお母さんの話に)共感する事はあるけど、ひとつとして同じ子育てはない。
でもみんな目指しているのが“子どものしあわせ”なのは確か」と感じたそうで、
「皆と一緒に旅していけたらとても心強いな」と結んであった。
目指す方向はみんなひとつ”子どものしあわせ”
確かに私たちの旅は、見通しの立てづらい、砂漠の旅みたいなものなのかもしれない。
砂嵐で進むべき方向がわからなくなったり、日照りで喉がカラッカラになっているのに、
隣の人も喉が渇いているかもと思って「水を下さい」と言えなかったり。
歩きにくい砂の上で、すでに心身はクタクタなのに、「自分が頑張るしかない」と、
くたびれた心にフタをして休まず歩いていたり。
お母さんたちが砂漠のどこを歩いているかはそれぞれ違うし、抱えているものも違う。
でも、目指す方向はみんなひとつ。“子どものしあわせ”
それは今までも、今日も明日も、先の未来もきっとそうなんだろう。
決してわたしはひとりじゃない、同じように旅してる仲間がいると思いたい。

辛くなったら荷物を降ろして、自分の心と体を見つめて。同じように辛くなっている仲間がいたら、
「辛いんだね、ちょっと休んでみない?」と声をかけて。
ちょっと休んで、少し力が戻ってきたら、“わたしのしあわせ”にも、気づくことができるかもしれない。
私たちの取り組み
YUKIYOGAは、発達障害児を持つお母さん、不登校児を持つお母さんが
何か一つ心の鎖を解くためのサポート、また、障害のあるなしに関わらず
お互いの理解を深められる社会を作ろう!という取り組みを行っています。
お茶会、朝活ヨガ(毎週火曜日6:00~インスタライブにて配信)、スタジオでのレッスン
何か一つでもご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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