こんにちは。maikoです。自己紹介はこちらから
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彼の好きなこと
次男は水が大好きだ。
水浴びが好き。プールが好き。
じょうろに水を入れて、お庭の畑に撒くのも好き(というかひっくり返してこぼしてる)。
雨の日、あえて外に出て、顔に雨が当たるのを楽しむこともある。
保育園の頃は、手洗い場の3~4つ並んだ蛇口を全部ひねって、
ジャーッと勢いよく出る水に頭をつっこんでキャッキャしていましたと先生から報告を受けていた。
・・・ここまでは微笑ましいエピソード。
飛び込みのフォームで田んぼにダイブ
ここで終わらないのが次男。
年長さんの時の6月、子ども3人を連れて家の周囲をお散歩していた時のこと。
どこに行くにも手をつないでいないと、急に走り出して車通りに飛び出す危険があった。
でもずっと手をつないだままでは次男も自由に歩けないし、
気持ちいいお散歩なのにかわいそうよねと思い、車があまり通らない田んぼ道に入ったところで
次男の手を離した。
そこから10秒も経ってないと思う。
ダーッと走り出し、躊躇なく、飛び込みのフォームで田んぼにダイブした!
6月の田植え前、水を入れてしろかきの状態だった田んぼ。次男には大きな大きなプールに見えたのだろう。
わあーーー!と大慌ての私と長男と三男。
飛び込んだ本人はどろんこでニコニコしている。
田んぼの持ち主さんが不在だったので、誰もいない田んぼにすみませんでしたと謝罪し
「もう!もう!」と怒り狂いながら次男をかついで家に帰り、お散歩は終了した。
あなたが人間でなくおさかなだったら
この頃の私は、次男が困った行動を起こすたびに落ち込み、すぐに涙をにじませていた。
『崖の上のポニョ』で、主人公の男の子が人間になったポニョを見て驚くお母さんに
「ポニョはおさかなだったんだもん」と言う。
そうか、次男はおさかなだったのかもしれないな・・・人間ではなく魚に生まれていたら
たとえ田んぼに飛び込んでも次男は私に怒られなくて済んだのに。本当にそんな事を考えた。
笑いごとではなく、考えては泣いた。
魚だけでなく、チンパンジーだったらと思った事もある。
登ってはいけないところに登ったり、よそのBBQに走って行って食べ物を取ろうとしたり。
チンパンジーだったら「しょうがないよね」で済むかもしれないのに。
「すみません、すみません」と何処に行っても頭を下げなくて済むのに・・・。
次男の気持ちと私の気持ち
今振り返ると、視界も思考も八方塞がりだったのだろう。
どうしてこういう事をするのか、次男がどんな気持ちなのか、などと考える余裕はなかった。
次男の起こす行動ばかりに目が行き、決まって「どうして私にこんな思いをさせるの?」という思いに駆られていた。
「こういう気持ちがしたからこうした」例えば「こわかったから大きな声が出てしまった」
という、次男の人間としての気持ち、感情には、まるっきり目がいっていなかったのである。
大丈夫。ちゃんと成長している
あれから3年たち。今も水が大好きな次男は、単純に水遊びやプールを楽しむ時もあるが
突発的に庭に出て、シャワーホースで頭から水をかける事もある。
そういう時は、少しイライラやもやもやがある時。
ああ、気持ち切り替えたかったんだね、と今は理解できる。
実は、2年前と去年も、6月に田んぼにダイブしている
(つまり3年連続・・・(-_-;)動きが早すぎて間に合わない。田んぼの持ち主さんには本当にすみません)。
でも!今年はお父さんとお散歩に行っていたけど、ダイブはしなかった。
ようやく田んぼは飛び込むところじゃないと認識してくれた?かな。
大丈夫。次男もちゃんと、成長している。
私も。
私たちの取り組み
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