【お母さんの声】お盆の大大大反省会(-_-;)②

    こんにちは。maikoです。自己紹介はこちらから

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    落ち着きのないツギオ

    神社へ着くと、中学生2人と少し緊張顔の長男が正座して出迎えてくれた。

    他の子ども達は懐中電灯を持って「お宮さんに参ってくださーい!」に行っているようだ。

    お賽銭を出して、ツギオと夫と3人でお参り。

    長男が3人分、参拝のお礼のお菓子を渡してくれた。

    だがツギオは相変わらず落ち着きがない。

    もらったお菓子を食べていいよ、と大好きな柿ピーを渡すが、

    イライラし大声を上げ、Tシャツのすそを噛んで不機嫌を表す。

    神社内はちょうど人も少なく、ツギオにとってちょうどいいタイミングだったのに・・・

    とまらない不機嫌と泣き声

    夫も、久しぶりに顔を合わせたご近所さんのパパと世間話していたのだが、

    ツギオの不機嫌がMAXになってきたので、話もそこそこに家へ戻ることにした。

    家に戻ってからもツギオの不機嫌は収まらなかった。

    タブレットで好きな動画を見ていても、ウーウーと唸っている。

    しばらくして、お参りの務めを終えた長男と三男が帰ってきた。

    三男は「中学生のおにいちゃんと歩いて楽しかった!」と満足そう。

    長男も余ったお菓子を食べながら神社での話をしてくれた。

    すると突然、ツギオが「ウワァーン!!」と大声で泣き始めた。涙がぽろぽろ流れている。

    夫や兄弟が泣いてるツギオをよしよしするが、泣き声は大きくなるばかり。

    「どうしたの?お宮さんにもお参り行ったし、お菓子ももらった。夜のお散歩もできた。

    何がそんなに嫌なの?」と言って、私はハッとした。

    みんなと一緒がよかった

    「ツギちゃん・・・もしかして、みんなといっしょに、お宮さんしたかったの?」

    「ハイ・・・」ツギオがグスンと鼻をすすりながら答えた。

    「みんなと一緒に、“お宮さんに参ってくださーい”って、歩いてまわりたかった?」

    「ハイ・・・」

    夫と私、顔を見合わせてお互いに『しまった・・・』という顔をした。

    「ごめんな、ツギオもみんなと一緒がよかったんよな。

    お父さんたちが勝手にツギオはお宮さんは苦手やろうなって思ってしまったよ。

    来年はみんなと一緒に行こうな。」夫がツギオに話すと、「ハイ」と言いスッと泣き止んだ。

    子育ては、自分自身との闘いなのかもしれない

    子ども達が寝てから、夫と大大大反省会(-_-;)二人ともため息しか出ない。

    「ツギちゃんが、みんなと一緒に自分もやりたいっていう気持ちを持つなんて、いつのまにかこんな成長してたんやね・・・

    あの神社のザワザワには耐えられないやろうから、なんて勝手に決めてた。ほんとツギちゃんに申し訳ないよ。」

    「そうやね。来年は親も同伴して、ツギオを参加させてやろう。落ち着きがなくなったり嫌がる時は、すぐ帰ればいいし。」

    そして、私の心の奥底には、

    「ツギオを参加させたらきっと大声を出したりして、子ども達をびっくりさせるだろう。

    そしたら長男と三男に居心地の悪い思いをさせてしまうかもしれない」という気持ちもあった。

    子ども達の気持ちを確かめてもいないのに、私が臆病になって勝手に先回りをした。

    ビビッて耐えられないのはツギオではなく、きっと私だったのだ。

    子どもを育てる。ツギオを育てる。

    対人間だから、子育てって、子どもとの戦い!!のように考えてたが、

    実は、自分自身との闘いなのかもしれない。

    そんな事を感じた夜だった。

    私たちの取り組み

    YUKIYOGAは、発達障害児を持つお母さん、不登校児を持つお母さんが

    何か一つ心の鎖を解くためのサポート、また、障害のあるなしに関わらず

    お互いの理解を深められる社会を作ろう!という取り組みを行っています。

    お茶会、朝活ヨガ(毎週火曜日6:00~インスタライブにて配信)、スタジオでのレッスン

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